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HSP

「HSP」は日本では当たり前の性格だった?

佐々木 正悟
著者:佐々木 正悟

私が考えるに、もともと特に「HSP」は日本ではごく当たり前の性格だったと思うのです。だから特別な性格としての名称がないのです。

しかし欧米では違ったのでしょう。能力主義、個人主義、そして独立者としての尊厳が尊ばれる文化圏では、「些細なことにもびっくりする」ようでは非常に「生きづらい」と思われます。けれども、これが遺伝的特徴でもあるとすれば、アメリカにだってイギリスにだってこうした人はいるはずです。

ついにそうした「妙に良心的」で「自他の区別がつきにくく」て「すぐびっくりする」人の生きづらさが海の向こうでも問題となった。そして「ハイリーセンシティブパーソン」などと呼ばれるようになった、ということなのではないでしょうか。

ではなぜそんな日本では珍しくもない性格の人が、日本の社会でも「生きづらい」といってたとえば「HSP」としてカミングアウトするようになったのでしょうか。